下校会話 白羽大地

(総数不明・検証中)

教会の噂

「はば学にも恋愛成就の伝説あるやんか。教会と、王子と姫のお話やったっけ。」

「うん。いろんな噂があるけれど、それはだいぶ有力なほうのだね。」

「うんうん。はね学にもおんなじようなのがあってな。人魚と若者の話が有名やね。」

「へぇ……素敵だね!」

「へへ。今度ウチの学校の、他の生徒にも聞きにきてみたらどお?」

「えっ?」

「大勢から聞いたほうが真実味がありそうやん?」

(学校には、恋愛にまつわるいろんな噂話があるんだね……どれも素敵だな)

 

誕生日前

「そういえば、もうすぐ白羽くんの誕生日だよね?」

「えっ?」

「あれ? ……違った?」

「ちゃうよ、合っとる。でも…… 君が知っててくれとるなんて……ちょぉはずかしいわぁ。」

「ふふ。」

「へへッ!」

(白羽くんてホントに笑顔がいいなあ)

 

体育祭前

 

期末テスト前

「もうすぐ期末テストだね……」

「あかん。」

「ん? もしかして、ピンチ?」

「そうかもしれへんな……このままやと、また満点逃してしまうわ……」

「えっ!?」

「苦手教科は勉強したところで どーしても引っ掛け問題に引っかかってしまうんや……どうしたらワナを見破れるんやろ?」

(満点を……また逃す? 白羽くんて……)

 

夏休み前

 

修学旅行前

「もうすぐ修学旅行か…… 白羽くんは?」

「オレらももうすぐや。君たちはどこ行くの?」

「長崎!楽しみだなぁ。」

「うんうん。めいっぱい楽しんどいで。 ……オレのぶんまで。」

「え?」

「ん? なんでもあらへんよ。」

(ちょっと気になる言い方…… 白羽くん、はね学の修学旅行が楽しみじゃないのかな?)

 

文化祭前

冬休み前

春休み前

 

卒業前

「はぁ…… もう少しで卒業だね。」

「うん…… 君とは違う学校やったけど、こうして一緒に下校したりバイトしたり。◯◯ちゃん、君のおかげでオレは誰よりも充実した高校生活を送れた思うよ。ほんまおおきに。」

「白羽くん…… こちらこそ、ありがとう。」

「……あかんわ。さびしいのとうれしいので泣きそうや。」

「ふふ。」

「へへ。」

(白羽くん……)