お見舞い
(ふぅ…… この調子なら学校、行けそうだな……) (ノック) 「あ……はい。」 「おじゃましますー……」 「えっ!? 白羽くん、どうして……?」 「どうしてやない。心配に決まってるやんか! あ……ごめんな。大声出して。」 「ううん。お見舞いに来てくれたの?」 「…
(ふぅ……この調子なら学校、行けそうだな……) (ノック) 「はーい。」 「こんばんは、突然すみません。」 「えっ、柊くん!?」 「具合はどうですか?」 「うん、かなり良くなったよ。ごめんね……心配かけて。」 「……そう。声が聞けて安心しました。ゆっくり休…
(ふぅ……この調子なら学校、行けそうだな……) (ノック) 「はーい?」 「あ、良かった。思ったより元気そうで。」 「えっ、本多くん!?」 「あっ、ダメダメ!まだ横になっててよ、すぐ帰るから。ホントは30分くらい前からお邪魔してたんだけどさ、お家の人と…
(ふぅ……この調子なら学校、行けそうだな……) (ノック) 「はい。」 「俺。様子見にきた。」 「ええ!! 風真くん!? ど、どうぞ……」 「どうだ。少しは良くなったのか?」 「うん、もう大丈夫だよ。心配かけて、ごめんね……」 「そうか、良かった…… 食べられる…
(ふぅ…… この調子なら学校、行けそうだな……) (物音) (お母さんかな……) 「痛ってて……す、すみません。あ、大丈夫ですんで。」 「ええっ!? この声は……」 「オレ。 起きてる?」 「ふふっ、やっぱり。颯砂くん、起きているよ。どうぞ。」 「失礼します………
(ふぅ……この調子なら学校、行けそうだな……) (ノック) 「あ、はい?」 「俺だ。」 「ええっ!! 御影先生、どうしたんですか!」 「そんな、大きな声だすなよ。今、お母さんとお話しさせてもらった。無理しないで、しっかり治せよ。じゃあな。」 「あ、御影…
(ふぅ……この調子なら学校、行けそうだな……) (ノック) 「……お母さん?」 「お母さんには挨拶済みっす。」 「七ツ森くん !? どうして……」 「どうして、はねーだろ。お見舞いに決まってる。」 「あ、うん……」 「喉に気持ちいいアイススイーツ、おばさんに渡…
(ふぅ……この調子なら学校、行けそうだな……) 「うーん……よく寝た。もう、大丈夫そう。」 (ノック) 「はーい、起きてるよー!」 「僕だけど。……入っていい?」 「えっ、氷室くん!? えぇと……うん、どうぞ。」 「体調は?」 「うん、もう大丈夫だよ。」 「あ…